ひめゆり・幕
気づけば、沖縄行ったブログから更新してませんでした。笑
お久しぶりです!
先週火曜日、ミュージカル『ひめゆり』、無事に千穐楽を迎えることができました!!
みなさん書かれてますが、千秋楽公演ではオールスタンディングオベーションと、本当に素晴らしいカンパニーでこの作品ができたと思います。
昨年、兵士役で出演させていただき、いつか、また出演したいと思ってましたが、こんなに早く、このひめゆりの舞台に戻ってこれるとは思っておりませんでした。
しかも、昨年は全く考えてもいなかった、神谷先生役。
歴代、素晴らしい先輩方が演じてきた役であり、若輩者の自分が、まさかこんな大役をやることになるとは。。。。
とはいうものの、終わってみれば、もっとやりたい、もっとチャレンジしたかった、そんな役でもありました。
ま、自分のことはおいといて。
今回も本当に素晴らしい先輩方に支えていただきました。
まず、檜山上等兵役の中井智彦さん。
西村、中井さんが劇団四季に在団されているころからの大ファンでした。
普段から気さくに接してくださり、兵隊ダンスの練習など、カンパニーの男性陣を引っ張ってくださいました。
中井さんとご一緒できたことは、財産です。
そしてそしてもう一人。
親泊先生役の太田有美さん。
アカデミーの先輩でもあり、歌の門下も同じゆみさん
ゆみさんと一緒に先生コンビができて、本当に本当に幸せでした。
へなちょこな西村をいつもいつも支えてくださり、ゆみさんなしに、西村の神谷先生はあり得ませんでした。
本当に感謝です。
ほかにもたくさんの先輩方!
ひとつひとつ細かなところにもアドバイスをくださった花代さん、主演のはいださん、など本当に恵まれた環境だったなと思います。
最後に、打ち上げでは、星組学徒の皆様から、色紙と本物のキャベツのプレゼントをいただきました。
大好きな生徒たちです。涙
キャベツをとってくるのは僕の役目のはずなのに。。。笑
みんな、何もしてあげられなくてごめんね。
2幕の、先生二人のナンバー「人を殺せと教えて」の前にいつも楽屋で台本を読み、必ず、音読していた、ひめゆり学徒隊の引率教員で、終戦後も生き残られた5名の先生の中のひとり、中宗根政善先生の言葉があります。
『あの場合は仕方なかったといくら言い訳をしてもそれは言い訳にならない日本国家全体が犯した罪が、具体的には自分を通じてあらわれたのである。』
先生のナンバーはこの言葉に集約されているんじゃないかと思っていました。
だからこそ、学徒のみんなに
『君たちは、生きろ。人生は豊かだと知ってほしい』
先生として振り絞って言えた唯一の言葉だったと思います。
自分にも言い聞かせて、頑張っていきたいと思います。
おわり